皆様、こんにちは。
「La muzzle」というバンドで都内を中心に活動しております。大川方弦琴菩薩と申します。
このブログでは、僕自身が感じたままに【 Nepsy 】な楽曲を紹介しています。
今回ご紹介するのは【Every Single Thing / Homeshake】です。
「La muzzle」というバンドを結成する少し前、ベーシストのKoinu Rokaに僕たちの音楽の方向性を探るため、いくつか曲をピックアップしてもらいました。その中で僕が最初に耳にしたのが、今回ご紹介する【Every Single Thing / Homeshake】です。この曲を聴いた瞬間、正直言って衝撃を受けました。特徴的な音色、磨き抜かれた作曲センス、そして何よりその圧倒的なカッコよさ…。まさに、人生が変わるような体験でした。
■アーティスト紹介
以前、【Homeshake】について紹介記事を書かせていただきました。ご覧いただけますと幸いです。
■楽曲紹介
【Every Single Thing】
「Every Single Thing」は、Homeshakeが2017年にリリースしたアルバム『Fresh Air』に収録された楽曲です。この曲は、エレクトリックなシンセサイザーとリズミカルでどこかノスタルジックなギターサウンドが特徴的で、耳に残る親しみやすいメロディーが印象的です。
さらに、サンプリングボイスの使い方が非常に秀逸で、ボーカルの研ぎ澄まされたメロディラインからは、都会的でお洒落な感覚が漂います。まるで夜の街を散策するかのような感覚です。
【LIVE版】
ライブ版もぜひおすすめです。実は僕が初めてHomeshakeの楽曲に触れたのも、このライブ映像でした。改めて今視聴しても、そのクールさには圧倒されます。ライブパフォーマンスでは、Peter Sagarはボーカルエフェクターとして以下の機材を使用しているようです
◇使用機材
【Roland SP-404】

各種サンプリング音源は、Roland SP-404SXを使って演奏しているようです。ライブ映像では、イントロ部分でエンベロープフィルターがかかったシンセサウンドや、「Every Single Thing」と歌う部分などがサンプリングされて巧みに使用されています。
現行品としては、SP-404のブラッシュアップモデルとその後継機であるMK2の2機種が存在します。この2つのモデルを比較すると、対応端子の違いやUSB給電の有無など、取り回しの面でいくつかの大きな違いが見られます。例えば、MK2ではより現代的な端子仕様や電源の柔軟性が向上しており、ライブやスタジオでの使用が一層便利になっています。また、ユーザーインターフェースの改良により操作性も向上し、よりスムーズにサウンドをコントロールできる点が特徴です。s
これらの違いを踏まえて、自分の使い方やパフォーマンススタイルに合ったモデルを選ぶと良いでしょう。Homeshakeのような独自のサウンドを目指すなら、どちらのモデルも魅力的な選択肢です。
【Moog Minifooger MF Delay v2】
Moog製品はまさに憧れの存在ですね。国内での流通が非常に少ないこともあり、手に入れるのが難しいですが、その独特のサウンドは一度手にすると手放せなくなる魅力があります。ライブ映像では、このMoogを常時ONにしてショートディレイとして使用しています。
【BOSS Harmonist PS-6】
BOSSから販売されている定番のピッチシフターです。ライブ映像では、1オクターブ上を重ねたり、ピッチシフターとして使用しながら「Pitch」つまみを回すことで、ピッチ補正をしながら上昇しているように聴こえるクールな技を披露しています。それを曲の中に自然に組み込むことができるのが、彼のすごいところです。私もこんな風に機器を使いこなせるようになりたいです…。
「Peter Sagar」は機材の使い方ひとつとっても、とても洗練されており、勉強になります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
また、お会いしましょう。